バセドウ病の放置は命を落とす!?
<大切なのは早期発見&早期治療>
先生によると、バセドウ病は早期発見がとにかく大事。バセドウ病を発症しているかどうかは、保険診療で甲状腺機能を測ると簡単にわかるそうです(※検査結果が出るまでの時間は施設によって異なります)。そのため、まずはかかりつけ医に相談してください。そして、早期治療もとても重要。早期に治療することで心臓や他の臓器への負担も少なくなるそうです。
<放置は命を落とすことも>
バセドウ病は、放置すると「甲状腺クリーゼ」というショック状態を伴うこともある多臓器不全を起こし、死にいたることもあるそうです。
バセドウ病の3つの治療法
<(1)薬物治療>
先生によると、バセドウ病を発症した場合日本では第一選択として薬で治療をするとのこと。薬の治療を3年程度行い、治らない場合はアイソトープ治療を行うそうです。
<(2)アイソトープ(放射線)治療>
アイソトープ治療とは、放射性ヨウ素をカプセルなどで服用し、甲状腺の細胞を徐々に壊すことで甲状腺ホルモンの分泌を抑える治療法だそうです。
<(3)手術(甲状腺を全摘出)>
手術は、甲状腺を完全に切除します。手術時間は1〜2時間、入院期間は1〜2週間ほど。退院後約1週間で社会復帰ができますが、生涯ホルモン薬を服用し続ける必要があるそうです。










