「これだけの値上げは、私たちも心が本当に痛む」
使うもち米は、宮城県産の最高級品。それを1日に20キロ使います。

(2代目 山田則幸さん)
「数年前と比べたら倍近い。今使っているのは、令和6年度産なんです。去年作ったコメを使っている。7年度産はまだ出てきてない。市場に出てきていないので、どれくらい値段が上がるか分からない」
一番大事なもち米が、どこまで値上がりするのか。見通しがたたない不安が続きます。
(常連客)
「突然100円とか上がっていたら『おっ』って思うんですけど、ちょっとずつ何か月おきとかで上がっているから、そんなに意識したことない」
30年ほど店に通い続ける、90歳の男性は。
(常連客)
Q.おいくら買った?
「3000円くらい」
Q.値上がりは感じる?
「上がってますよ。年々上がっていますよね」
Q.値上がり受け入れて常連続ける?
「それは来られる限り」

一定の理解がある客が多いものの、それでも店側は。
(2代目・山田さゆりさん)
「本当に、これだけの値上げは、私たちも心が本当に痛む。品質を落とせば、お値段もそれなりの価格を付けられるけれど、やっぱりおいしいねって言っていただきたい。品質を落とさないようにするためには、どうしてもこのお値段の設定が必要になってくる」











