名古屋市昭和区の川原神社。1000年以上の歴史があるとされるこの境内で、毎年行われるのが「もち投げ」です。

中には野球のグローブを持って参戦する人も…

(参加者)
Q.いくつ取りました?
「2個。でもちゃんとグローブで取れました」

Q.うわ、何コレ!10個くらい取れている。どうやってとった?
「袋を下に置いて、落ちてくるのをずっと待っていて…下に落ちた餅を入れた」

ほんの5分でまかれた餅の数は、なんと9000個!

(大石邦彦アンカーマン)
「私も頑張りました。10個ぐらい取れたかなぁ。とにかく下でおこぼれを待っていたんですよ。激しい。争奪戦…」

厄除け祈願で行われてきた伝統の神事ですが、ことし神社側は頭を悩ませています。

(川原神社 橋本鋼治総代長)
「量はちょっと減っています。正直言うと去年より」

餅の値段が上がったため、今年はまく餅を1000個減らしました。いつまで経ってもおさまらない米の高騰。もち米も値段が上がり続けています。

(橋本総代長)
Q.もちをまくという恒例の行事もやりにくくなっている?
「頭が痛いですね」