軽乗用車が横転し、5人が死亡した事故。少なくとも1人の遺体からアルコールが検出され、警察は飲酒運転だった可能性もあるとみて引き続き捜査しています。

この事故は、今月3日、三重県名張市の国道で男女6人が乗った軽乗用車が横転し、高校生を含む5人が死亡したほか、16歳の男子高校生が重傷を負ったものです。

司法解剖の結果死亡した5人は、いずれも頭や胸などを強く打っていて、このうち少なくとも1人からアルコールが検出されたことがわかりました。

警察は、飲酒運転だった可能性を視野に運転手の特定を進めています。

また、車の破損状況などから制限速度50キロを超えるスピードで走行していたとみられ、警察は事故の原因についても捜査を続けています。