三重県紀北町で、南海トラフ巨大地震に備える訓練が行われました。
訓練は南海トラフ巨大地震が発生して10メートルを超える津波が押し寄せる想定で、紀北町が地域の自主防災会と共に実施しました。
このうち、地区全体が浸水する恐れのある相賀地区では、およそ150人の住民が訓練に参加しました。
東日本大震災の発生後に町民の手で整備したルートを使って、標高40メートルの場所に避難し、非常食で炊き出しの訓練も行いました。
紀北町では、南海トラフ巨大地震が起きた場合、最短14分ほどで津波が到達すると想定されています。