ことしから始まった「郡上おどり投げ銭」…なぜ?
そして、もう一つことしから始まったのが「郡上おどり投げ銭」です。郡上おどり保存会は2022年に創立100周年を迎えました。しかし「次の100年」への新たなスタートをきるには、クリアすべき課題があったのです。
(郡上おどり運営委員会 三島宏治事務局長)
「一番大きいのは財政的な部分で、そこを補うために「投げ銭」を新たに始めた」

訪れた人たちにも寄付を求めるというものです。会場内に設置した樽に現金を投げ入れてもらったり、QRコードを読み取ってもらいPayPayの寄付も可能です。

(岐阜市から)
Q.投げ銭が行なわれていることは知っていた?
「知らなかった。このまま伝統が続いてほしいという気持ちで投げ銭をした」
(地元の人)
「PayPayで支払いをした。踊りってあまりお金をもってこない。携帯電話からいけるのは気軽に感じる」
来月6日の「おどり納め」の日まで募ります。


(三島事務局長)
「この踊りも次の世代につなげていくためには、一定の資金は必要になってくる。市の補助金も引き続き求めながら、参加する人の浄財も併せて運営費等に充てたい」
100年先まで「郡上おどり」を伝える。そのための「変革」です。
(三島事務局長)
「郡上の宝、キラーコンテンツの郡上おどり、この街で踊り継いでほしいし住んでいる人が誇りをもって住み続けてほしい」
徹夜おどりは、あさって16日(土)までです。
