標準化に歓迎も 望まれる「宅配ボックス」の普及
「再配達」は運送会社にとって経営にも影響するだけに深刻な問題です。
(ミライノ 橋本憲佳 社長)
「1日の荷物の中で約2割は再配達。(配達回数が)1回で届けられたとしても、3回で届けられたとしても、(会社として)もらえる金額は同じ」

最前線で働くドライバーの負担軽減のためにも「置き配」の標準化は歓迎すると話す橋本社長。
ただ、盗難のリスクや玄関先で雨に濡れる可能性もあるので「宅配ボックス」が普及するとありがたいと強調します。

(橋本社長)
「施錠できるものであれば、開けることはできない。宅配ボックスを置いてもらいたい」
国土交通省は「置き配」の議論を今後も続け、ことし秋ごろをめどに宅配に関するルール見直しの方向性をまとめる予定です。
