週替わりで各州をPR!日本初公開の大理石彫刻も

(大石)「きょう(6月2日)はイタリアのマルケ州のPRイベントということで、民族衣装を身にまとった6人の男性たちが、このイタリアの国旗を自在に操っています。待っている人たちも飽きないんじゃないですか」

イタリアパビリオンでは、週替わりで国内の各州をPR。週ごとに地域が変わるので、何度通っても違う楽しみ方が出来るのが、魅力です。そして、パビリオンの中に入ってみると…

(大石)「『芸術は命を再生する』…映画館のようでしたけど、スクリーンが扉になっているんですね。粋な演出!そして、中に入ると辺り一面の壁が映像になっていますよ。天井を見上げると、これは飛行機の模型ですかね」

パビリオンの中心に立っているのは、日本初公開!「ファルネーゼのアトラス」!!

西暦150年頃に作られた大理石彫刻で、ギリシャ神話の神・アトラスが天球儀を肩に担ぐ様子が、リアルなタッチで表現されています。まさに“国宝級”の芸術作品です!

(大石)「髪の毛一本一本、ひげもしっかり表現されていますね。時を超えて、生命が宿っているようにも感じますね」

高さ約2メートル、重さは約2トン!イタリア・ナポリの博物館から約1万キロの距離を、飛行機やトラックで約10日間かけて運んできました。