ネクスコ中日本はきょう昨年度の決算を発表しました。雪への対策費がかさんだなどとして、高速道路事業の営業損益は57億円の赤字になりました。

ネクスコ中日本が発表した昨年度の決算によりますと、売上高は前の年から848億円増えて1兆688億円、最終利益は95億円減って900万円でした。

交通量が1日あたり205万台と前の年から1.5パーセント増え、料金収入を伸ばした一方、2月には大雪で『予防的通行止め』を実施するなど雪への対策費がかさみ、管理費用が前の年から103億円増加。高速道路事業の営業損益は57億円の赤字になりました。

また今年度の業績見通しは増収増益を見込んでいますが、4月に発生した大規模なETCのシステム障害の影響は分析中として織り込まれていません。