ラッコ界のレジェンド「ラッコおじさん」
南さんの先輩、石原良浩さん63歳はラッコの飼育歴40年以上。ファンの間では「ラッコおじさん」と呼ばれています。

(年間パスで通う静岡在住のファン)「楽しそうに接している姿は見ていて、ほんわかする。ほほ笑ましい。幸せをお裾分けしてもらっている」
(年間パスで通う 奈良在住のファン)「おじさんの飼育員さんは、ラッコとのギャップでかわいさが増す」
(飼育係 南理沙さん)「ラッコに対する愛がお客さんに伝わっている証拠なので、目指せたら」

朝のミーティングに姿を現した石原さんに、動画の人気について聞いてみると…
(鳥羽水族館 飼育係 石原良浩さん)
「うれしいこと。それだけラッコという生き物に興味を持ってもらえている。私ら飼育員は黒子なので、メイとキラさえ目立てばそれでいい」

午前9時40分、1回目のお食事タイムが始まりました。息の合ったかわいらしい動きもただのファンサービスではなく、一つ一つに意味があるといいます。

(飼育係 南理沙さん)「目がよく見えているか、足や手がしっかり使えているかを、トレーニングを通して確認している」
お食事タイム終了後、向かったのは地下。