「野球ができるかわからなかった…」

そして6位は亜細亜大学の田中幹也(たなか みきや)選手(21)。田中選手は大学日本代表にも選ばれ、ことし春の大学選手権ではMVPを獲得。広い守備範囲と俊足が魅力です



(中日ドラゴンズ6位指名 田中幹也選手)
「いずれは盗塁王とゴールデングラブ賞、ベストナインと、タイトルを取れるような選手になっていきたい」

力強い言葉で目標を話した田中選手。しかしここまで順風満帆ではありませんでした。大学3年生の時、国の難病に指定されている潰瘍性大腸炎を発症。安倍元総理や陸上の桐生祥秀選手も苦しんだ難病をわずか1年で克服し、ドラゴンズの指名を受けました。

(中日ドラゴンズ6位指名 田中幹也選手)「病気になったときは、野球ができるかどうか分からないと自分でも思っていて、でもプロ野球選手になりたいという思いは、常に持っていたので指名されてうれしい」


そして7位は、ひつまぶしが好物だという日本新薬の福永裕基(ふくなが ひろき)選手(26)が指名されました。即戦力の内野手です。

初めてのドラフトとなった立浪和義監督は。

(中日ドラゴンズ 立浪和義監督)
「描いていた選手がたくさん指名できた。もう100点でした。きょうは」