先月28日の午後4時半ごろ。

岐阜県海津市を流れる「津屋川」で場所とりをする人たちが。

(漁師:77歳)
「シラス漁といって、養殖用のウナギの稚魚(の漁をする)。昼過ぎから場所取りに来ている。10メートル違うととれる量が全然違う」

この日、岐阜県から許可を得た海津市漁協所属の約20人が日没を待ちます。

伊勢湾から遡上してきた「白いダイヤ」とも呼ばれるウナギの稚魚「シラスウナギ」を狙います。夜行性のため日没後3時間ほどが一番活発に動くと言われています。

(漁師:77歳)
「去年は全くだったけど、ことしは不思議と豊漁。こんなことは今まで何十年となかったこと。ずっと不漁が続いていた」

「シラスウナギ」漁の解禁は2月1日でした。ことしは「ダイヤざくざく」ということで心も踊ります。

(漁師:53歳)「去年よりとれる。ことしはすごくとれるので楽しみ」