井戸水のPFAS汚染どのように調べる?

(名古屋市環境科学調査センター 長谷川瞳 主任研究員)
「今から前処理をするので、PFASを測る時に使う試薬を添加する」

まずPFASを吸着しやすい細かい粉の入ったカートリッジに井戸水を通します。

そして特殊な薬液でPFASを溶かしだし、検出にかけます。

今回行った9か所の検査結果は今月中に発表される予定です。

井戸水を飲む場合は「浄化処理」を

こうした井戸水のほとんどは水まきや洗車用に使われていますが、名古屋市は井戸水を飲む場合には浄化処理をするよう呼びかけています。

健康被害は今のところ確認されていませんが、井戸は市内だけで1000本以上あり、市は今後も調査を続けるとしています。