愛知県犬山市から岐阜県可児市を通って岐阜県御嵩町までを結ぶ名鉄広見線。その一部区間が廃線の岐路に立っています。

利用状況が厳しくなる中、「地域の足」は守っていけるのでしょうか。

岐阜県御嵩町の名鉄御嵩駅。100年以上の歴史を持つ名鉄広見線が今、一部区間で廃線の危機にさらされています。

廃止検討の「新可児~御嵩間」利用者の半分以上は通学で…

愛知県の犬山から御嵩までをつなぐ名鉄広見線。廃線が検討されているのは新可児から御嵩までの約7.4キロの区間です。

この区間は通学の高校生らが利用者の半分以上を占めてきました。

しかし、利用者の総数は15年ほど前の年間に約100万人から減り、昨年度は約78万4000人に…。2050年度には60万人を割ると想定されています。