毎年約2億円の赤字 御嵩町と可児市が計1億円を支援するが…

10年以上、駅前で登校する児童の見守り活動を続ける男性は、駅の様子も見続けてきました。
(男性)
「(駅の利用者は)減っている。昔と比べたら…。廃線すると御嵩町は(存在感が)薄れる」

名鉄は、この区間で毎年約2億円の赤字を抱えています。
2025年度までは沿線の御嵩町と可児市が毎年あわせて1億円を支援しますが、施設の老朽化も進む中で、名鉄は今の枠組みでは「路線の維持が難しい」と伝えていました。
(利用者)
「ほぼ毎日(使っている)土日以外は。なくなったら、みんな不便になると思うので…」
「可児まで歩くしかない。2時間かからないくらい」