バス停から営業所まで「6分で走れるわけがない」

さらに、2024年10月15日には、梅森荘のバス停から猪高営業所まで6.3キロの道のりを、乗客のいない「回送」で「6分」で走ったと書かれています。

一瞬も止まらず、時速63キロで走り続けた計算になりますが…
実際に同じルートを車で走ってみると、18分かかりました。

(名古屋市営バスの運転手)
「6分で走れるわけがない。ジェット機の乗務員ではないので・・・」

こうした不自然な記録を詳しく調べるため、名古屋市に同じ文書を公開請求すると…
2024年10月3日の31分の遅れについては、二重線で削除されています。

さらに、2024年10月15日に6.3キロを「6分」で走ったとする記録については、3倍以上の19分に改められていました。