独自入手の行政文書には「ありえない」運行記録が…

(名古屋市営バスの運転手)
「いまの市バスの運行は乗務員の犠牲の上に成り立っている」

憤りをあらわにするのは名古屋市営バスの運転手です。

2月17日、CBCテレビの取材で明らかになったのは、市バスを巡る不正。

独自に入手した市バスのルートや所要時間などが記録された行政文書には、「ありえない」運行記録が記されていました。

2024年10月3日。
運行に関する文書には、名古屋市千種区で渋滞が発生し、午後4時2分から午後4時33分まで「31分」の遅れが出た、と書かれています。ところが…

別の書類では、午後4時1分には既に営業所に到着し、アルコールチェックを受けたことになっています。