明治時代から野菜の品種改良行う会社を訪ねると…

(大石)「こちらはどんな農場?」

(野崎採種場 野嵜敦嗣社長)「品種改良を行っている会社。品種の比較をしている」

野崎採種場では1885年・明治18年ごろから、140年にわたって白菜やキャベツ、ブロッコリーなどを中心に品種改良を行っています。

(大石)「いただきます。みずみずしい!甘い!噛むと水分が、白菜ジュースのように…ジューシー」

会社の創始者の野崎徳四郎は、約10年にわたり白菜の品種改良を重ね、葉が重なって玉型になる「結球白菜」を生み出した人です。

現在野崎採種場は、約20種類の白菜のタネの育成元です。高騰が続いていることについて伺うと。

(野嵜社長)「白菜に限らずいろんな野菜が高いと思うが、やはり品物不足からくる。なぜ品薄になったかというと生育不良。去年の8月、9月の高温とその後の乾燥。雨が非常に少なかった」

(大石)「白菜は冬の野菜、暑さには弱い?」

(野嵜社長)「暑さに強い品種はなかなかない」