上空1500m付近で、-6℃以下は平地でも雨ではなく雪が降る目安。本州のほとんどを覆っています。

2月3日(月)以降は、上空1500m付近でー12℃以下は、平地でも大雪のおそれがある寒気です。この日は「立春」。今シーズン一番の強い「立春寒波」がやってきます。

日本海側を中心に、大雪の恐れがあるほか、太平洋側でも雪が降る可能性があります。

ことし1月10日には名古屋などの太平洋側でも1㎝の積雪を観測し、交通に乱れが出ました。普段雪が降らない地域で雪が降ると少しの積雪でも交通に影響が出る恐れがあり、最新情報には注意が必要です。

ことし1月10日(金)朝 愛知・名古屋市内

また、寒さも厳しくなる見込みで、27日には気象庁から「早期天候情報」が発表されました。この情報は、その時期、その地域にとって10年に一度程度しか起きないような著しい高温・低温・降雪量になる可能性が高まっている時、6日前までに注意を呼びかける情報です。

今回は、「低温」と「降雪量」に関しての発表がありました。

<早期天候情報>
〇かなり低温(5日間平均気温 平年差)
 関東甲信地方    2月4日頃~ (ー1.9℃以下)
 北陸地方      2月4日頃~ (ー2.0℃以下)
 東海地方      2月4日頃~ (ー2.0℃以下)
 近畿地方      2月4日頃~ (ー2.1℃以下)
 中国地方      2月4日頃~ (ー2.3℃以下)
 四国地方      2月4日頃~ (ー2.4℃以下)
 九州北部地方    2月3日頃~ (ー2.6℃以下)
 九州南部・奄美地方 2月3日頃~ (ー2.6℃以下)
 沖縄地方      2月3日頃~ (ー2.6℃以下)

〇降雪量(5日間平均降雪量 平年差)
 長野県北部・群馬県北部 2月4日頃~(168%以上)
 北陸地方        2月4日頃~(210%以上)
 岐阜県山間部      2月4日頃~(193%以上) 
 近畿地方日本海側    2月4日頃~(278%以上)
 山陰地方        2月4日頃~(248%以上)

16日間先までの各地の予報を見ると、今週より来週の寒さが厳しくなる見込みです。

東京は、強い寒気が入る直前の2日(日)に、雨か雪の予想。
南岸低気圧の影響で、雪がまじる可能性もあります。

名古屋は、マークにでていませんが、来週は風向き次第で雪が降る可能性があらいます。

立春寒波は、かなり強くなるため、雪マークがない地域も雪が降る可能性があります。交通の乱れなどにも注意してください。もまた、これまでのあたたかさに慣れた体にとって、今回の寒さは体にこたえると思います。体調を崩さないよう、お気を付けください。