気候変動で渡り鳥がとどまった可能性
(愛知県養鶏協会 内田清政 事務局長)
「ことしの気候風土の変化、夏が暑くて秋がなくて、すぐ冬に。知多半島で止まってしまった。鳥が」
気候変動の影響で、ウイルスを持つ渡り鳥が知多半島にとどまり、ばらまいた可能性があるといいます。また、今回感染が広がったのは養鶏場が密集している場所で、カーテンで仕切られているだけの野鳥が入りやすい造りの鶏舎が多かったといいます。

(愛知県養鶏協会 内田清政 事務局長)
「ほとんどの人が経営再建に向けて準備をするという状況ではある。中には『これを機に辞めざるを得ないのか』と思っている人もいる」
感染拡大の影響は私たちにも…。

(愛知県養鶏協会 内田清政 事務局長)
「今、東京で(1キロあたり)260円。(今月6日時点で)225円だったのが260円まで上がっている。おそらく今月末までに、もう2段階ぐらい上がるのではないか」
内田事務局長によりますと、1月末には卵の価格が「名古屋でも300円近い相場がつく」と危惧しています。

鳥インフルエンザによる卵ショック。これ以上被害が広がらないよう、一日も早い収束を願わずにはいられません。










