鹿取さんが惹かれた乙姫滝伝説とは

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「地元の人なら、違うルートを知っているかもしれない」
3人は情報を求め、一帯の土地を所有する方にお話を伺うことに。すると、土地の所有者のご先祖が約40年前まで川沿いでキャンプ場を経営していたことが判明。3人が見た謎の建物は、そのときのものだそう。しかし、次第に客足が遠のき、造った乙姫滝への遊歩道は今の状態になったと言います。
また、鹿取さんが惹かれたという伝説についても、詳しく聞くことができました。
【乙姫滝伝説】
落武者の一族が滝のそばにあった洞窟に住みつき、その後、娘が誕生。ところがある日突然、娘は姿を消してしまいました。深い悲しみの中、両親は滝に向かって拝み続けました。しばらくすると、滝に一匹の白うなぎが姿を現します。これを見た両親は、「娘はこの白うなぎに生まれ変わり水神様の使いになったのだ」と思い、滝と白うなぎを崇めるようになりました。
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「雨を降らしてくだされと言ったら、白うなぎが滝壺から上っていって雨が降った、というのが乙姫滝の伝説」
そんな伝説が残る乙姫滝をどうしても見たい!と強く思った鹿取さん一行は、違うルートでリベンジすることに。