5日午前10時ごろ、名古屋の地下鉄鶴舞線の八事駅構内で、赤池発上小田井行きの6両編成の列車が、線路内に入った男性と衝突しました。
警察によりますと、男性は40歳から60歳代くらいとみられ、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
乗客およそ300人にけがはありませんでしたが、乗客のうち女性1人が過呼吸になり、現場で処置を受けました。
警察によりますと、53歳の男性運転士はホームから線路内に飛び込む人影に気付いて、急ブレーキをかけたが、間に合わずに衝突したと説明しているということです。
この事故の影響で、地下鉄鶴舞線は、浄心と赤池の間の上下線で一時運転を見合わせていましたが、午後0時20分に全線の運転を再開しました。
名鉄三河線・豊田線は平常運転です。
また、名古屋市交通局のホームページでは、「運行情報」のページに不具合があり「平常運行」と表示されていますが、最新の情報はXの「名古屋市交通局(運行情報)」などで出されています。
名古屋市交通局によりますと、「運行情報」のページで情報が更新できないことにきょう気づいた、ということで、不具合の原因は調査中です。

