路地が舗装されないワケは?
工場と社宅は、昭和59年まで川口市に存在。社宅が無くなったあと、立地の良さから多くの住宅が建設され、細い路地も増加されました。その結果、土地の所有者によって道の権利も分けられることになったのだとか。

かつては社宅しかなかったこともあり、特に道を整備することもなく、当時から砂利道だったと言います。
道を市に返還する話もありましたが、住宅が密集し道幅が狭く、角地である土地の角を切り取って空地にする隅切りが確保できなかったため、現在も私道のままに。
予算がかかるアスファルト舗装は、ほとんどされないまま現在に至ります。

それでも20年以上前には、市と交渉の末に補助金を受けることができ、東側の丁字路はアスファルト舗装することができたそう。近くの住人によると、数軒だけ当時の社宅が今も残されているそうです。
2024年6月25日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より