先入観を持たないための対策とはー
こちらは、愛知県豊橋市。現場が先入観を持たないための対策をとっています。

(豊橋市中消防署 救命指導官 大澤紀仁さん)
「国の基準をもとに、『不搬送チェックシート』を作成して救急隊が迷うことなく同じ判断基準でできるように観察項目を決めている。条件が項目に書かれているので、救急隊は道具を使って判断している。最初から『死亡』という先入観をもたずにフラットな気持ちで観察することを心掛けている」


知多中部広域事務組合消防本部は、今回の問題を受けて、今後は、聴診器や血圧計なども活用し、的確な判断を行うと説明しています。