3DKを思い切ってワンルームに!
「団地のつづき」のグループ名は、団地の建築家(アーキテクト)をもじった「Danchitects(ダンチテクツ)」。
発起人の内藤太一さんもニュータウン育ちで、まずは自分の部屋をモデルルー
ム代わりにリノベしました。
(ダンチテクツ・内藤太一さん)
「間仕切りも全部取って、押し入れも取った。もともとの押し入れの中がどうなっているかとか、床の下がどうなっているかとか、団地がどう造られているのか見たかったのもあって、全部スケルトンの状態にしました」

2023年に団地の組合で耐震診断を行った結果、今の基準でも十分クリアできる数値が出たそう。3DKを思い切ってワンルームにしました。
(ダンチテクツ・内藤さん)
「コンセントは各部屋にあって、今でも不自由しない。天井も低く感じないですよね。団地ができた時は、同じ建物がいっぱい並んでいて、中の部屋も同じ部屋が並び、画一的なものだった。だけど、みんなそれぞれが好きな部屋にしていくと、多様な部屋が一つの建物にできてくる。新築の時にできなかったことが、やっと2巡目でできるようになった。そこにチャンス、面白みを感じた」
