クマの目撃急増 パンク町田氏「もし目が合ってしまったときは…」

動物研究家のパンク町田さんに聞いてみました。
(動物研究家 パンク町田さん)
「ことしも暑いので、クマたちも思うように食料を入手することができないから」

クマの出没は全国的に増加傾向で、暑さの影響からクマの食料となる木の実などの育ちが悪く、食料を確保するために行動範囲を広げて人里に降りてきた可能性があるということです。

パンク町田さん

三重県はクマアラートの「警報」を10月14日までとしていますが、秋から冬眠に入る11月半ばごろからも警戒が必要だと話します。

(パンク町田さん)
「食料が思うように取れないと、寝ぼけたかのように冬眠中であっても、起きてエサを探し回る可能性がありますので、あまり油断はできない」

至近距離で目が合ってしまったら目をそらさないで

三重県はクマに出合わないために、山に入る際は鈴などの音が出るものを携帯し、単独行動は避けるよう呼びかけています。

では、もしもクマと出合ってしまった場合はどんな行動をとればいいのでしょうか?

(パンク町田さん)
「できることなら目も合わせないで近づかないこと。かなりの至近距離にいて目も合ってしまっているときは、逆に目を離すと襲いかかってくるので、目を離さないことが大切」