“過充電”にも注意 わずか7分で白い煙が
小さくて軽い一方、出力が大きく充電も早いリチウムイオン電池ですが、不良品の場合は「過充電」になる恐れも。過充電になると、発火する可能性があります。
名古屋市消防局による過充電の実験を見てみます。リチウム電池が100%になった後も充電し続け、1分後に表面温度を測ると、実験開始からわずか1分で47℃に。
そして、7分経つと90℃を超えました。ここで急激な変化が起こり、白い煙が出てきます。

これは、中で発生したガスが外に出ている状態。白く見えるのは可燃性のガスです。やがて、爆発しました。
今や社会を支えるリチウムイオン電池。より軽く、高出力で安いものが増える中、そもそも取り扱いに注意が必要な“危険物”であることも改めて知る必要があります。
CBCテレビ「チャント!」2024年8月6日放送より
