増築、増築を繰り返し…老舗百貨店は今の大きさにまでなった!

(大石アンカーマン)
「柱の多さが際立ちますね」

(松坂屋名古屋店 水品圭貴さん)
「柱が多かったり、このあたりは柱が密集していたり、太い柱があるんですが」

(大石アンカーマン)
「確かにここはもう、柱というより壁のようになってますね」

(松坂屋名古屋店 水品圭貴さん)
「理由が、松坂屋名古屋店は全部で6つの建物に分かれていて、5回の増築を繰り返してきた。一番古い建物がB館C館という建物」

松坂屋名古屋店の本館が今の場所に建設されたのは1925年。当時は地下2階、地上6階建てでした。
増築を繰り返しながら今の大きさになりましたが、今回は建設から100年を迎える節目に、本館を中心とした全8フロアを大規模リニューアルです。

(大石アンカーマン)
「いま、すべてむき出しになっているが、これがどう変わっていく?」

(松坂屋名古屋店 水品圭貴さん)
「いつもの1店舗を変える改装などでは天井は残すことが多いが、今回は床も天井も柱の造作物もすべて新しくする。今までの改装ではなかったような空間を作ろうと考えている。床も壁も天井もすべて張り替えて、というような計画をしている」

まずはこの4階と下の3階を全面改装。フロア全体をゼロから作り直すのは、ほぼ初めての取り組みで、あちこちに長い歴史が顔をのぞかせています。