外回りで販売先拡大…オリジナル商品をどんどん売り込め!

できあがった袋詰めセットを車に積み、竹内さんとスタッフたちが向かった先は、名古屋市中村区にある、ビル清掃や警備の会社。
(みらせん 竹内代表理事)
「初めてお伺いします。名刺交換からです」
お客さんを「待つ」のではなく、外へ「売り」に出るのです。ことし2月に始めたこの新しいビジネス、顧客は確実に増え大口契約も取れています。名駅近くの外資系大手保険会社もその一つ。
(プルデンシャル生命保険 山口直紀支社長)
「おいしくいただいています」
商品の補充を済ませて、いくつ売れたか計算してみると49個。また瑞穂区の自動車修理工場にも納品します。
(佐藤自動車工場 佐藤鑛一郎社長)
「彼らが一生懸命やっているのが伝わってくるし、スタッフの思いがストレートにくるので導入しようと思いました」
すでに12社が契約し、滑り出しは順調です。
(みらせん 竹内代表理事)
「この商品を通して障害者への理解が生まれて、企業の障害者雇用を始めるつながりが持てるといいなと思う。障害者と健常者という分け隔てのない社会を作っていきたい」
障害があってもやりがいを持ちながら働ける、街のカフェ。きょうも気まぐれで優しい店員さんが、迎えてくれます。
CBCテレビ「チャント!」3月12日放送より