新幹線を使って、伊勢の“あの名物”を運ぶ実証試験。目的地は新潟です!
8日朝の名古屋駅。新幹線のホームに特別なモノが運ばれてきました。

伊勢名物の「赤福」。その数120箱。
通勤客と一緒に「こだま」に乗って…まずは370キロ離れた東京駅へ。


東京駅で上越新幹線に乗り換えると、さらに330キロ離れた新潟駅まで運ばれ、売店で販売されました。

(JR東海・事業推進本部 梶谷育郎課長)
「お客さまが乗った列車を使って運ぶので、追加のエネルギー、追加のCO2排出量がある意味ゼロ」
JR東海とJR東日本がタッグを組んで、試験的に実施した「赤福リレー」。国土交通省によりますと、貨物鉄道での輸送はトラックに比べ、CO2の排出が10分の1以下。環境に優しいのが特徴です。