停戦が発効したパレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍はイスラム組織ハマスの合意違反があったと主張し空爆を実施しました。
イスラエル軍は19日、ガザ南部ラファに展開していた部隊が、ハマスの戦闘員から少なくとも3回の攻撃を受けたと発表し、その後、ガザで空爆を実施したことを明かしました。ガザ保健当局は、イスラエル軍が中部と南部を空爆し、11人が死亡したとしています。
ハマスは、イスラエルが停戦に違反していると主張したうえで、ラファに残るメンバーとの通信が途絶えているとし、「その地域で起きた事案について関知していない」との認識を示しました。
停戦崩壊が危ぶまれましたが、軍は声明で、再び停戦の状態に戻ると発表。ただ、戦闘が一時的に再開したこととなり、和平計画の脆さが浮き彫りになっています。
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