全国から建築関係のボランティアも…
震度6強の揺れに液状化、津波など、“複合災害”に襲われた珠洲市。ここにも民間の手が。
地盤沈下で出来た橋の段差を直していたのは、災害支援を行う技術系NPO団体「DRT JAPAN 三重」の山本俊太さんです。

(DRT JAPAN三重 山本俊太さん)
「本来は(地元)業者の仕事なんです。でも業者さんも被災しているし、指示する市役所の人たちも被災していて、全く(復旧が)追いついていないんです。この地域は漁業が基幹産業。漁師さんの事業を復活させてあげないと生活の基盤ですから。ここの港にアクセスできる道路が今はない」

能登では行政や地元業者による復旧が全く追い付いておらず、全国から来た建築関係のボランティアが活動を行っています。
そして珠洲市では、愛知のボランティア団体も長期にわたり活動しています。
(大石アンカーマン)
「いい香りがしてきました。ネギ、油揚げ、ニンジン…おいしそうですね、具だくさんの味噌汁」
愛知県春日井市の災害ボランティアのNPO「愛知人」。300人分以上の味噌汁を作っています。
