宮崎吾朗監督「関係者たちが勝手にこだわっている」
「魔女の谷」エリアには「ハウルの動く城」に登場する「ハウルの城」もあります。高さ約20メートルで、1時間に数回、城の一部が動き煙を吐くなど大迫力です。

さらに「魔女の宅急便」の主人公・キキが、魔女の修行に旅立つまで暮らした家をイメージした「オキノ邸」もあります。1階には居間や客間・台所があり、母親・コキリが薬を作っている「魔女の店」もあります。
さらに、台所では…

(宮崎吾郎監督)
「薪のキッチンストーブなので、ここで薪を焚いて。キキは薪のキッチンストーブで料理をしたことがある」
実は宮崎監督によると、作品の中で自宅の台所は出てきませんが。オキノ邸ではキキの暮らしぶりが垣間見え、ジブリファンにはたまりません。
宮崎監督からはこんな話も頂いていました。
(宮崎吾朗監督)
「僕がこだわっているというより、作っているいろんな関係者たちが勝手にこだわっている。どんどん悪乗りではないがこだわり続けて深掘りしている」

関係者が「勝手に」こだわったということもあり…
(宮崎吾朗監督)
「僕の知らないものもいっぱい置いてあると思う。全部見きれない。一つ一つの部屋を作る時になんとなくではなく、本棚があったりクローゼットがあったりしたらそこに本を全部入れたい。『そこで誰かが本当に暮らしているんだ』という感じをつくりたい。そうやっていくと終わりがない」
(夏目みな美キャスター)
「1回では見つけきれないものが詰め込まれていますね」
(宮崎吾朗監督)
「見る方向を変えるだけで違うものが見えてくる面白さもあるので、うろうろしてほしい。回るだけだと見えない感じがある」
実際にハウルの城の中には…










