また雪の影響で、葉が折れてしまったり、雪で水分を多く含んでしまったりする恐れもあり、出荷できる量が本来の5割ほどになるかもしれないと懸念しています。
D'sプランニング 梅林千裕さん
「ずっと雪が積もった状態が続いて、水分がずっと乗った状態だと、腐ったりとかして出荷ができなかったりとかという状態になります」
ブロッコリーについては、農林水産省が、特に消費量が多く国民生活に重要な野菜、「指定野菜」に2026年度から追加することを決定しました。

1974年にジャガイモが指定されて以来、およそ半世紀ぶりのことで、喜びの一方、雪の被害にもどかしさを感じています。
D'sプランニング 梅林千裕さん
「うれしい気持ちと悲しい気持ちと、両方あります。このまま晴れてもらったらうれしいけど…あさってしあさってくらいには収穫できると思います」
今後、需要の高まりも予想されるブロッコリー。農家は生育への影響が少ないことを祈りながら雪解けを待ちます。