能登半島地震の被災地で避難生活が長期化する中、ケアが必要な人たちに福祉の支援を行う専門チーム、DWAT(ディーワット)が、21日、鳥取県から初めて派遣されました。

避難生活が長期化する被災地では、ケアが必要な被災者を、1.5次避難所に集めるなどの対応が進められていますが、社会福祉士や介護福祉士、看護師といった専門職の人材が足りず、石川県から各都道府県に専門チームDWATの派遣が要請されました。

鳥取県から最初に派遣されるのは、専門職3人と事務局2人の5人チームで、平井知事が命を守る役割を果たして欲しいと激励しました。

鳥取県DWAT高垣智恵子さん(智頭町)「出会ったひとりひとりを大切に寄り添いながら支援していくことを一番大事にしたいと思っています。」

鳥取県DWATは、金沢市の避難所で、ケアが必要な人の相談や二次避難所への移動、福祉ニーズの把握などに当たり、既に第二班以降の派遣も決まっています。