スピード種目では、壁に並ぶホールドを下から順に全部使うのではなく、一部を飛ばして登るとスピードアップできます。
「スキップ」と呼ばれるテクニックで、一流選手は皆取り入れています。
林選手は序盤に左端のホールド、4番をスキップ。
中盤では右端のホールド、9番をスキップします。

スキップすればホールドの間隔が広くなるため、大きく伸びあがってジャンプするように次のホールドをキャッチし、更に勢いを失わないようにしなければなりません。
体の小さな女子選手では、このスキップの出来が勝負を左右することになります。

林選手、序盤のスキップの成功率は大きく上がりましたが、中盤以降は…。