鳥取県議会のゴルフ同好会会費の私的流用などが問題となっている松田正議員に対し、県議会の浜崎晋一議長は、議会運営委員会に議員辞職勧告決議案を諮問すると発表しました。

米子市選出の松田県議を巡っては、政務活動費を使った宿泊や幹事長をしていた県議会ゴルフ同好会の会費250万円あまりの私的流用などが問題となっています。

これらの問題を受け設置された政治倫理審査会は12月4日、全会一致で、辞職勧告を議長に求めることを決めたのに対し、松田県議からの反論はありませんでした。

鳥取県議会の浜崎晋一議長は、記者会見し、「双方の意見を精査させていただいた結果、審査会の結果のとおり、議員辞職の勧告を行うことが妥当である」と述べました。

辞職勧告決議案は、12月19日の議会運営委員会に諮問され、了承されれば、翌日の本会議に提案されます。