新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、買い物代行サービス、いわゆる「ネットスーパー」の需要が高まっています。
島根県松江市にある「イオンスタイル松江」の食品売り場。
スタッフが4つの買い物かごに、食材を次々と入れていきます。
イオンスタイル松江 小倉通彰店長
「コロナがこの1週間で急増してきました。それに伴いまして、ネットスーパーも件数が増えています。(1日に)いま約100件ですね。」
先週ごろから注文が急増。6月中旬に比べおよそ1.5倍増え、連日約100件の注文があります。
この背景には、島根県の新型コロナウイルスによる自宅療養者や自宅待機者の増加が考えられます。
そして店では、これまで人海戦術で対応していましたが、効率化のため新しいシステムを導入しました。
イオンスタイル松江 小倉通彰店長
「先月からITシステムを入れ、JANコードをスキャンするとお客様の棚が光るので、そこに商品を置いていく」
キャスター 小崎純佳
「ネット注文された商品みてみると、野菜などの生鮮食品や、トイレットペーパー、熱さまシートなどの日用品も多くあるみたいです」
また、惣菜や冷凍食品の注文も多いといいます。
午後2時までに注文すれば、その日のうちに配送が完了。商品の価格は、店頭と同じで、送料は、買い物額が多くなるほど割安となっていきます。
イオンスタイル松江 小倉通彰店長
「小さなお子様のいるお母さんや妊婦さん、ご年配の方、コロナを警戒してなかなかお店にいくのはちょっとというお客様もいるので、そういったお客様には玄関先までお届けしますので安心安全と思います」
非接触の配達、いわゆる「置き配」も選択が可能。
「ネットスーパー」今後、ますます需要は高まりそうです。