安全運航をアピールし、観光客誘致につなげます。
6日、鳥取県岩美町で、旅行関係者らを招いた観光遊覧船の安全運航視察会が開かれました。
記者 齊尾和之
「きょうの視察会、参加しているのは県内の旅行会社の関係者らなんです」
会は山陰松島遊覧の安全運航への取り組みについて理解を深めてもらおうと、鳥取県と県観光連盟が開いたもので、県内の旅行会社などから10人が参加しました。
鳥取県観光連盟 田中規靖専務
「体験的に知ってもらい、安心して県内の学校の修学旅行や教育研修旅行に来ていただけたらなと」
参加者は運行判断の基準や救命設備などについて説明を受けたあと、遊覧船に乗り込み観光コースの視察を行いました。
山陰松島遊覧は創業以来60年、海難事故を起こしたことはありません。
県内旅行会社関係者
「思ったより波で揺れないし、しっかり安全対策していることもわかったので、楽しめると思う」
主催した県観光連盟は、修学旅行の企画などに活用してもらえるよう、今後も県内の観光遊覧船の安全運航について、継続して発信していくということです。