鳥取市保健所は、5日、鳥取市内に住む大人2人が、ニラと間違えてスイセンを食べ食中毒になったと発表しました。
保健所によりますと、患者2人は11月28日、患者の家族が管理する畑からニラと間違えて近くに生えていたスイセンを採取。12月3日の夕食で鍋の具材として食べたところ、その30分後に嘔吐や下痢の症状がでたため市内の病院を受診したということです。
翌日、病院が保健所に「嘔吐、下痢症状で来院した方がニラと間違えてスイセンを食べた可能性がある」と連絡。保健所が調べスイセンの葉を食べたことによる食中毒と判断しました。
患者2人はいずれも快方に向かっているということです。
鳥取市保健所管内では、スイセンによる食中毒は今年初めてです。
保健所によると、スイセンにはにおいがない一方、ニラには特有のにおいがあり見分けられるということで、食用と確実に判断できない植物は、「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」よう注意を呼びかけています。















