慈友ファーム 井上竜輔 代表取締役
「困ったどころじゃなくて、頑張って太ってもらって、いいネギを皆さんに食べていただくっていうのが自分たち農家なんで」

鳥取県西部特産の「白ネギ」に異変が…ネギが細くなっているのです。

鳥取県境港市のこの白ネギ畑では出荷の時期を迎えていますが、夏の猛暑に加え、残暑が長引いた影響で、ネギの生育がかなり鈍っているといいます。

慈友ファーム 井上竜輔 代表取締役
「うちの場合、今年はネギが細出来なので、収量としては、半分は無くなっているかなと思います」

例年は、2本で一束にして出荷していましたが、今年はネギが細いため、4本から6本を一束にして出荷する苦渋の対応を取っています。

また、暑さの影響でネギが腐ったり生育が鈍ったりしたため、収穫量自体も減少しているとのこと。

市場価格は例年の1.2倍になっていて、価格が落ち着くのは、年明け頃になる可能性もあるといいます。

鍋需要の高まるシーズンですが、農家にとっても厳しい状況が続きます。