大きさは普通のアジの2倍。
鳥取県境港産の大型のアジを使ったアジフライの高級ブランド、その名も「鯵王(あじおう)」を地元の食品会社が発売することになり、鳥取県の平井知事に報告しました。

「究極のクラフトアジフライ鯵王」は、今の旬の時期に境港に水揚げされたアジのうち、通常の2倍程度と大きくて肉厚で、しかも脂質含有量8%以上と脂がのっているアジだけを厳選しています。
アジフライで日本一を目指す境港市の角屋食品が、調理の前に熟成期間を置くなど高級ブランドに相応しい味を研究し、7月1日から百貨店のお中元商品などとして本格的に販売することになりました。
事前に試食したという鳥取県の平井知事も、太鼓判を押します。

鳥取県 平井伸治知事
「非常に見応えもあるし、肉厚もしっかりしていて、これはもう贅沢なステーキを食べるようです」
角谷社長は、ひとつひとつ手作りした鯵王に自信を持っています。
角屋食品 角谷直樹 社長
「アジフライカンパニーをうたう弊社が、その名にかけて作る一番おいしいアジフライという位置づけの商品になります」
パッケージも著名なアートディレクターがデザインした鯵王は、4匹入りで送料込み3500円。
鳥取の名産品に成長させたいと意気込んでいます。