お金を入れてハンドルをまわす。
何が出てくるか分からないワクワク感が楽しい「カプセルトイ」。みなさんも一度はやったことがあるのではないでしょうか?
いま第4次ブームとも言われ、山陰でも専門店が増えつつあります。


キャスター 薄井靖代
「キャラクターものや雑貨ものなど、様々なジャンルのカプセルトイなんと600台以上もあります」

6月25日、鳥取県米子市のTSUTAYA東福原店にオープンするのは、カプセルトイ専門店「ガチャガチャの森」。山陰初出店です。
ずらっと並んだカプセルトイは、なんと600台以上。
キャラクター系から食べ物系、生き物系などジャンルも様々です。


ガチャガチャの森東福原店 足立沙貴店長
「キャラクターものじゃない食べ物系や生き物系になりますと、それ以外のお客様、普段ガチャガチャをまわされないようなお客様もご来店のきっかけになるので、その影響もあって全国でいま、大流行しているんだと思います」

おもちゃメーカー「トイボックス」によりますと、カプセルトイの市場規模は、いまや450億円に達するほど。第4次ブーム到来といわれています。


しかし、今回なぜレンタルビデオ店へ出店したのでしょうか?

ガチャガチャの森東福原店 足立沙貴店長
「TSUTAYA東福原店の方が、若い女性のお客様が多く来店されまして、ガチャガチャの森の客層のターゲットである若い女性のお客様と客層がマッチしておりましたのでこちらに狙いをつけさしていただいて」

カプセルトイというと、子どものイメージもありますが、今の主な客層は若い女性。大人も取り込むことで、市場規模の拡大につながっています。

一方、時代のニーズに対応した、カプセルトイも登場しています。

キャスター 薄井靖代
「こちらで注目されているのは100円がなくてもまわせるカプセルトイです」

米子市の米子しんまち天満屋に6月3日オープンしたカプセルトイ専門店「TOYS SPOT PALO」。

電子マネーやQRコードといったキャッシュレス決済専用のカプセルトイがありました。


さらに…。

キャスター 薄井靖代
「なんとタッチパネルを操作するだけで、ハンドルをまわさなくてもおもちゃをゲットできます」

タッチパネルには抗菌シートが施されていて、感染症対策の面から需要が高まっているといいます。


イオンファンタジー 森本有理エリアマネージャー
「ハンドルを触るのが不安だったというお客様もなかにはおられたんですけど、安全に安心して遊びたいお客さんにあっているなとニーズを感じております」

しかし、カプセルトイの醍醐味の一つはハンドルをまわす時のワクワク感。
ということで、ちゃんとハンドルもついています。

イオンファンタジー 森本有理エリアマネージャー
「店舗数の方もどんどんと増えていますので、こういった市場の方はこれからどんどん急成長していくのではと思います。時代時代にあわせていろいろなものができてくるかと思います」

大人も子どもも楽しめるカプセルトイ。時代にあわせ進化を続けています。