新型コロナのワクチン接種を受ける理由に、変化が起きていると言います。
「割引きを受けるため」に接種を受ける若者が増えているというのです、

武本クリニック 武本祐 院長
「今月に関しましては、10代から40代くらいの比較的年齢が若い方が多い印象はあります」

個別接種を行う鳥取県米子市内のクリニック。
今月に入り、これまで少なかった10代から40代といった若い人の接種や予約が増加。
武本院長は、集団接種会場で接種を担当した時も、若い年代の人の割合が増えたと感じたと言います。

その中で、接種を受ける理由として、よく聞くというのが…


武本クリニック 武本祐 院長
「少しずつ旅行してみようとか、県外に行ってみよう、そういった声が聞かれる中で、ワクチンを打っておくと安心ですとか、いろんな割引がある、そのあたりの声も聞かれるようになっている印象がありますね」

県外で行われている宿泊割引キャンペーンの利用です。
キャンペーンを利用する際、3回目接種の証明書が求められるのだと言います。

実際、米子市の皆生温泉の旅館では、割引きキャンペーンを利用する県外客が急増していました。


皆生菊乃家 柴野憲史 社長
「キャンペーンのおかげで、かなり客足が回復してきました。3年前のコロナ禍前の9割以上ですかね」

例年6月は閑散期にあたりますが、今年の6月は、週末に満館状態が続いていて、旅館は活況。コロナ禍前の水準に近いと言います。

ワクチン接種証明書、または陰性の検査証明書の提示で適用される宿泊割引キャンペーンが、岡山・広島・兵庫など周辺9県にも拡大されたことが客足回復の大きな要因とみられます。

皆生菊乃家 柴野憲史 社長
「割引の対象地域になっている広島・岡山・兵庫県。チェックインの際の手続きが煩雑なんですけど、それよりもこうしてたくさん来ていただくのは非常にありがたいです」

宿泊割引の対象は、7月上旬には全国に拡大される見通しで、皆生温泉がにぎわう夏に向けて、期待はさらに高まっています。