「名探偵コナン」人気も後押しか
鳥取県ではWeiboをはじめ、中国の3つのSNSで情報発信していて、総フォロワー数は14万人以上です。
鳥取県国際交流員 徐堯さん(SNS小紅書を担当)
「一番反響がある投稿は、やっぱりお得な情報です。例えば最近、鳥取東部の3000円観光タクシー運営開始の記事を投稿して、いいねやお気に入りをたくさんいただきました。
他には温泉とか日本文化に関わるもの。例えば白兎神社のおみくじとかですね」

国際交流員の徐さんによると、鳥取への注目は、中国でも大人気な「名探偵コナン」の影響も考えられるといいます。
そして今回のランキング2位には、「ニッチ」を意味するキーワード「小衆」がランクインしました。
県では、「鳥取」が注目されている背景をこう推察します。

鳥取県国際観光誘客課 吾郷章次 主事
「中国でも旅行形態が変わりつつあるのかと思っていまして、コロナ禍を経て、都市から地方へ目が向けられてきていると感じます。大人数で人混みの中、人気な観光地に行くというよりは、穴場的なスポットに行くような観光形態になりつつあるのかと思います」
鳥取県では、米子上海便の復活を目標に、継続的な情報発信に努めたいとしています。