鳥取県米子市に3月オープンしたちょっと珍しい場所に併設されたカフェ。
SDGsなオシャレなカフェなんですが、そもそもカフェを選んだのにはある戦略がありました。
3月13日、米子市にオープンしたカフェ「orange coffee stand」。
店内はオシャレな空間、オリジナルのコーヒーをはじめ日替わりのデザートなどが楽しめるほか、マグカップなどの食器も販売されています。
キャスター 小林健和
「あっさりとしながらも非常に深みのある味わいですね。この日中のひと時を過ごすには最高の空間ですね」
実はこのカフェ、ちょっと珍しいところにあるんです。
キャスター 小林健和
「このように住宅工房の中に併設されていまして、このようなテーブルそしてカウンターなどほとんどのものが住宅工房の中から出た廃材を利活用して営業しています」
なんとカフェが入るのは、住宅のリフォームなどを手掛ける店のショールームの中なんです。
住宅関連とあって、テーブルなどは廃材を利用しSDGsにも配慮しています。
住宅再生工房マツヤ 松浦康平常務
「そうですね。このままでは使えないので、一度表面をきれいにした後にしっかり塗装をかけてコーティングしたうえでご利用いただくような形にしているので、しっかりと綺麗に使っていただけるような加工はしている」
気軽にショールーム足を運んでもらいたい。その思いでのカフェオープン。
しかし、なぜカフェだったのでしょうか?そこにはあるデータに基づいた戦略がありました。
住宅再生工房マツヤ 松浦康平常務
「鳥取県はコーヒーの消費量が全国的にも多いということを知ったので」
総務省の家計調査によると、コーヒーの消費量は、2019年~2021年の
3年平均で鳥取市が全国8位に!
過去には2位となるなど、鳥取県民はコーヒー好きなんです。
住宅再生工房マツヤ 松浦康平常務
「ちょうど住み替えの時期になるので、今はたくさんリフォームの問い合わせなどいただいている。(テイクアウトか店内か)皆様の使いやすい形でご利用いただければと思う」
ドリンクはテイクアウトも可能で、店では、カフェだけの利用も大歓迎だということです。