サッカーJ3・ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取は7日、選手に対するパワハラ行為があったとして、トップチームのGKコーチの男性と契約を解除したと発表しました。
7日付で契約解除となったのは、豊島幸一GKコーチです。
SC鳥取によりますと、2月20日、クラブ強化部あてに「不適切な指導が行われている」との情報提供があり調査を実施。
その結果、2月17日に行われたトレーニングで、豊島コーチによる暴言や暴行があったことが分かりました。またこれ以外にも、過去、不適切な言動があったことも判明しました。
本人もパワハラの事実を認めていて、双方合意のうえで契約解除が決まりました。
豊島氏は香川県出身の44歳。2021年からガイナーレ鳥取のGKコーチを務めていました。
今回の事態を受けSC鳥取の塚野真樹社長は、「スポーツ指導者によるパワーハラスメント行為は絶対にあってはならないこと。チームに関わる全ての人が心理的に安全な状態でチーム活動ができる環境を整備すべく、再発防止を徹底して参ります」とコメントしています。