島根県・松江市は1日、市立小学校で提供された給食のごはんの中から、長さおよそ8センチの金属棒が見つかったと発表しました。金属棒は、調理器具の一部が破損し、誤って混入したと見られます。
松江市教育委員会によりますと1日、市立母衣小学校4年3組の児童が給食のごはんを盛り付けようと、ごはんの入った容器のふたを開けたところ、中に金属の棒が入っているのを見つけました。
この金属棒は長さがおよそ8.2センチあり、太さはおよそ0.5センチ。
給食を配る前に気付いたため、児童にケガなどはありませんでした。
この小学校のごはんは、市内の委託業者が調理し搬入する形となっています。
ごはんを炊いた後にほぐす工程で使われる撹拌器機の金属棒部分が破損していることが見つかり、これが誤って混入したと見られるということです。
市の教育委員会は保護者に報告し、謝罪。この業者が提供を担当する他の小中学校からは異物混入の報告はないということです。