島根県・松江市は15日、市管理の公用車1台について、車検が切れたことに気付かないまま約2か月にわたり運転使用していたと発表し、謝罪しました。
車検切れのまま運行していたのは、市のリサイクル都市推進課で使われていた軽ライトバンで、ゴミ集積場に行く際などに職員が使用していたということです。
車検の満了日は去年12月6日となっていましたが、職員らが気付かないまま使用していて、2月10日、ガソリンスタンドで給油した際に店員に指摘され、発覚しました。
車検が切れてから発覚までのおよそ2か月間、10人の職員が34回にわたり使用していました。
市が公用車としてリースしていた軽ライトバンを買い取った際に、管理システムへの登録ができていなかったことが原因だとしています。
松江市では去年11月にも、車検切れの消防車で出動していたと市消防本部が公表していて、これで短期間に2回の車検切れ運転が発覚したことになります。
市は謝罪するとともに、今後全車両のダッシュボードに車検の有効期限を記載したシールを貼ったり、乗車時の確認を行なったりして再発防止に努めるということです。