12日午前、鳥取県大山町の国立公園大山・夏山登山道で、下山していた女性が転倒し、けがをして動けなくなり、防災ヘリで救助されました。命に別状はないということです。

12日午前9時ごろ、鳥取県大山町の大山夏山登山道6合目付近から元谷方向へ下山していた、岡山県玉野市の女性(52)が転倒し、けがをして動けなくなりました。

一緒に来ていた友人2人が119番通報し、鳥取県から支援要請を受けた島根県の防災ヘリコプターが女性を救助しました。

女性は右足を骨折したとみられるということですが、命に別状はないということです。

警察によりますと、当初の情報では約200メートル滑落したということでしたが、女性と友人2人は雪の斜面にわざとお尻を付けて滑り降りる形で下山していたということです。その際、滑り降りる途中で女性が何かに足を取られて転倒し、けがをしたということです。